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事例紹介インタビュー

組織力で事業を牽引。
トップランナーの誇りとモビリティの未来を創造する醍醐味

松谷 眞克

インフォテイメントシステムズ事業部
PM(プログラムマネジメント)
2021年キャリア入社

キャリア入社ワークライフバランス研修制度事務系PM(プログラムマネジメント)

パナソニックオートモーティブシステムズは、社員一人ひとりの成長と自律的なキャリア形成を支援するため、さまざまな人事制度や研修プログラムを整えています。加えて、各部門でも担当事業や専門性に沿った独自のキャリア支援を行っています。

今回は、2021年キャリア入社 松谷眞克さんへのインタビューしました。インフォテイメントシステムズ事業部の松谷 眞克。現在は大手自動車メーカー向けIVI(In-Vehicle Infotainment:車載情報通信システム)のプログラムマネジメントのリーダーを務めています。目標利益率の達成に貢献するなどプロジェクトの旗振り役としてリーダーシップを発揮してきた松谷が、大規模ビジネスに携わるやりがい、組織風土の魅力を語ります。

IVIビジネスの最前線を担う誇りと向上心を原動力に、大規模プロジェクトに挑む

──まずは所属部署の概要について教えてください。

インフォテイメントシステムズ事業部のIVIビジネスユニット プログラムマネジメント部に所属しています。開発・製造・販売の旗振り役として、IVIの利益の最大化をめざしてプロジェクトを牽引することがプログラムマネジメント(以下、PM)の役割です。

私に課されたミッションは、プログラムの収益を最大化すること。その実現に向けて、原価低減のアイデアを設計や調達部門に提案しその実現を推進したり、営業部門と協力して販売価格交渉の戦略を練ったりしています。さらに、プログラム全体の原価低減の方針決定や生産在庫調整など、PMの業務は多岐にわたります。

現在、IVIビジネスユニット プログラムマネジメント部には14名のメンバーが在籍し、それぞれが担当する自動車メーカーごとに連携しながら、IVIやIVI関連製品のPMを行っています。

──松谷さんが現在、主に手がけているのはどんなプロジェクトでしょうか?

2021年に立ち上がった大手自動車メーカー向けIVIのPMリーダーを務めています。このプログラムは生涯売上が事業部全体の40%に迫る、パナソニック オートモーティブシステムズ(以下、PAS)の屋台骨とも言える大規模なものです。

私はその統括者として、収益最大化とキャッシュ創出、目標収支の確実な達成をめざし、営業・設計・製造・調達部門の先頭に立って方向性を決めてプロジェクトを先導しています。

──プロジェクトを推進する上で、大切にしていることを教えてください。

第一に、自分にとってもメンバーにとっても、職場が明るく楽しく振る舞える場であるように常に心がけています。売上規模が大きくなればなるほどメンバーに負荷がかかり、コミュニケーションが滞りがちです。

PMの役割は、全員が一枚岩となってプロジェクトを円滑に進めることですから、まずは自らがポジティブな態度を貫くことが、チームの士気を高めることにつながると考えています。

第二に、相手に寄り添い、傾聴することも重視してきました。たとえば、メンバーが抱える課題を一緒になって解決することもPMの重要な任務のひとつです。各自の悩みや困り事に耳を傾けながら、より良い打開策の提案に努めています。

第三に、仕事に対して誇りと責任を持つことも大切にしています。現在、PASの売上の10%を占める非常に大規模なプロジェクトを担当していますから、ある意味、会社を牽引しているという自覚を持って仕事に取り組んでいます。

そして最後が、「日に新た」の精神です。これは、パナソニックの創業者である松下 幸之助の言葉で、日々向上し続けることを意味します。毎日さまざまな人と接する中で、学びの機会には事欠きません。これまでの自分の考え方にとらわれることなく、積極的に新しいことを学ぶ姿勢を心がけています。

変革の可能性に導かれ、PASへ。理想の職場環境で切り拓く新たなキャリア

──入社前のキャリアについて教えてください。

大学卒業後、車載用品メーカーに入社し、営業本部で大手自動車メーカー担当として車載マルチメディアやオーディオ製品の営業に携わりました。

その後、販売価格チームの一員となり、車載機器の価格設定戦略の立案や実行などを経験しています。7年目に親会社に出向し、同メーカー向けのDCM事業企画を担当しました。DCMとは、Data Communication Moduleの略で、自動車専用の通信機器のことです。そこで初めてPMの業務に従事しました。

営業も事業企画も、自ら希望していた職種ではありませんでしたが、人とのコミュニケーションを通じて新しい発見をすることに喜びを感じる私にとって、どちらもやりがいがあり、非常に学びの多い仕事でした。思いがけず自身の適性を発揮しながら、有意義なキャリアを歩むことができたと感じています。

──なぜPASに転職しようと思ったのですか?

ビジネスパーソンとして成長するために、より大規模なプロジェクトに参加できる環境を求めていました。最終的な決め手となったのは、PASに変革の可能性を感じたことです。

当時、パナソニックグループは従来のカンパニー制を廃止し、事業会社化を打ち出していました。独立した企業として自主責任経営を進める中で、新しい動きが始まろうとしていることへの期待感から、転職を決意しました。

──入社後の印象について教えてください。

経営理念が非常に大切にされていることに驚きました。たとえば、一部の定例会議の冒頭では必ず社訓が読まれるなど、創業以来、脈々と受け継がれてきた哲学や信念が、社員の心の中に生きているのを実感します。

一方、新卒社員とのあいだに壁を感じたことはないですね。社内には中途採用者が多く、PMでも7割が該当者です。新卒社員によって、中途採用者の前職での経験が引き出され、シナジー効果が生まれていると感じます。

学びの機会が豊富なこともPASの大きな特徴です。とくに入社直後に参加した3カ月のミニMBA研修が印象に残っています。著名な講師陣による講義を受け、最終的に成果を発表するという内容で、ビジネスの基礎や新規事業の考え方などを学べただけでなく、社内の人脈を広げられたことは非常に有意義でした。

──入社後、どのような業務を担当してきましたか?

入社直後から、現在も担当している大手自動車メーカー向けIVIのプロジェクトを任され、他部門と密に連携しながら目標の収支を達成してきました。リーダーに昇進してからは、目標利益率をめざして取り組み、2024年中には目標達成が確実となる見通しです。各部門の努力が実を結びつつあることに、大きな手ごたえを感じています。

──前職での経験やこれまで大切にしてきたことが活かせていると感じたことはありますか?

前職と同じ自動車メーカー向けのプロジェクトを担当しているため、これまでの経験が大いに役立っています。お客様との見積交渉に必要な情報や、商談の際に準備すべき点など、営業担当としての勘所を養ったおかげで、営業部門とのコミュニケーションは非常にスムーズです。

また、相手の意見をよく聞きながら自分の考えもしっかりと伝え、バランスを取りながらプロジェクトを進めてきたことが成果につながったと感じています。チーム一丸となって同じ方向に進むことができたのは、多くの関係者を巻き込んで、目標を共有できたからだと思っています。

失敗から学んだPASの真価。充実した支援体制が育む個人と組織の持続的成長

──入社後、とくに印象に残っていることを教えてください。

原価管理において、金型費の項目で設計部門との連携不足が原因で発生した問題があり、その対応に苦慮したことがありました。通常、プロジェクト開始時に、PMが設計部門に対して、金型費の予算上限を提示します。設計部門はその予算内に収まるよう開発を進めるのが一般的なプロセスです。

しかし、進捗状況の把握が不十分だったために、開発終盤で金型費が予算を大幅に超過していることが判明し、プロジェクトの収支に重大な影響を及ぼしてしまいました。コミュニケーションを重視してきた私にとって、忘れられない出来事となっています。

この苦い経験を通じて実感したのが、当社の組織の優れた支援体制です。上司からは的確なアドバイスとサポートを受けましたし、他のPMたちの対応も非常に協力的でした。深刻な問題が発生したとしても、組織全体で問題解決に当たり、個人の成長機会として捉える文化がPASには根づいていると感じます。

──変革の可能性を感じて入社した松谷さん自身が、入社後に新たに始めたことはありますか?

当社では、潜在的な問題やリスクを早期に検知し、バッドニュースとして顕在化する前に対策を講じるための取り組みとして、「グレーニュースファースト」を2022年から導入しています。これを受けて、私のチームでもメンバーが直面している課題や懸念事項を自由に議論する場を設けました。

私自身が対応に困る場面が多かったために始めたことでしたが、現在もメンバーが気軽に意見交換できるプラットフォームとして機能しています。

──事業会社制となって丸2年が経過しました。社内の雰囲気はどう変化しましたか?

トップダウンの組織変革が期待通りの成果を上げられないケースは少なくありません。しかし、当社では経営陣の強力なリーダーシップのもと、変革のビジョンと戦略が段階的に組織の各階層に浸透しており、従業員参加型の双方向的な変革モデルへの移行が着実に進んでいます。私たちが目標利益率を達成できた要因のひとつも、こうした変革プロセスにあると分析しています。

PMが描く理想の職場づくりへの道筋。長期的な組織変革と企業価値向上に向けて

──今後のキャリアビジョンを教えてください。

私が入社してからの3年で業務効率化が進み、働きやすい環境が整いつつあります。将来的にはより上位のポジションに昇進し、当社を「働きたい企業ランキング」で1位に押し上げることが目標です。

そのためには、当社の魅力を積極的に社外に発信していかなくてはなりません。管理職に就いても残業が少なく、週末にはしっかりと休暇を取得できるなど、ワークライフバランスに配慮した働き方を実現したいと考えています。

そのための基盤づくりとして、まずは社内外のコミュニケーションを強化し、信頼関係を構築していくつもりです。その上で、私が描くビジョンや変革への想いを周囲に伝え、賛同者を増やしていきたいと考えています。

──これから入社するメンバーに向けて、メッセージをいただけますか?

継続的に学ぶ姿勢、既存のパラダイムにとらわれず創造的な提案ができる力、そして何より仕事を楽しめるマインドセットを持った方を歓迎します。PMには高度な専門性と広範な知識が求められますが、それゆえに非常に意義のある仕事です。

たとえば、私が現在リードするプロジェクトは、事業部で最大の売上とキャッシュ創出を実現したことを評価され、「パナソニックグループCEO賞」の最終選考に進みました。グループ全体が注目する重要かつ大規模な事業に携われることは、大きなやりがいです。

一体となって力を発揮し、個人と企業が共に成長できる組織づくりを一緒にめざしていきましょう。

キャリア形成のカギを握る
支援プログラム

キャリア形成のカギを握る支援プログラム

パナソニック オートモーティブシステムズのキャリア形成支援には、さまざまな形があります。人事がカリキュラムを整える研修プログラムや、個人が学習テーマを選択するオンライン研修、資格取得の支援、上司との1on1 Meetingやメンター制度などのコミュニケーションプログラム、社内公募制度(eチャレンジ)や社内副業、社外副業といった別フィールドでの飛躍。

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※所属・内容はインタビュー当時のものです。

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