Our Impact
DEI
個性や能力を最大限に
発揮して、
誰もが挑戦できる会社へ
多様な人材が、それぞれの個性や能力を
最大限に発揮し、自分らしく生き生きと
働くための環境づくりを目指して、
さまざまな研修や人事制度、
仕組みの改善に積極的に取り組んでいます。
トップメッセージ
Diversity, Equity & Inclusion(DEI)は、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社のミッション・ビジョンを実現するために欠かすことのできない重要なピースだと考えています。
私たちを取り巻く環境は常に変化し、価値観の多様化も進んでいます。特に自動車業界は、100年に一度の変革期を迎え、その付加価値構造を大きく変えようとしています。
企業は、多様な発想で、しなやかに変化に適応し、自らイノベーションを起こすことができなければ、生き残りは困難です。すなわち、多様な発想は、企業競争力の源泉です。
私たちパナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、多様な人材が集い、それぞれが個性や能力を最大限に発揮し、それを活かすことで一人ひとりが輝く、「最高のチーム」を目指します。そのために、すべての従業員の方々が生き生きと働き甲斐をもって取り組めるよう、会社の制度・しくみを整備、改革していきます。
パナソニック
オートモーティブシステムズ株式会社
代表取締役 社長執行役員、DEI推進担当
永易 正吏
DEIへの取り組み
誰もが自分の力を最大限に発揮できる会社を目指して、DEIの概念を社員一人ひとりに普及、浸透させていきます。そのための仕組みづくりや取り組みをご紹介します。
ジェンダーギャップ解消
誰もが活躍ができる職場環境をつくるために、キャリア形成、意識改革、ワーク・ライフ・バランスの観点から、ジェンダーギャップ解消のためのさまざまな取り組みを行っています。
女性リーダー育成プログラム
管理職登用前の社員を対象に「社外メンター活用」や、組織責任者候補の社員を対象にした「経営幹部によるスポンサーシッププログラム」を実施しています。
社内外のロールモデルやリーダーの持つ視座に触れることで、女性特有のキャリア上の悩み解消や幅広い視野を獲得し、自分らしい生き方・働き方を考える機会を提供しています。
子どもを産みやすく、育てやすい環境を目指して
より積極的に育児に参加できるよう、性別を問わずに育児休暇を取得できる制度(20日間・有給)を2022年10月に導入するなど、従業員のワーク・ライフ・バランスを実現する、さまざまな福祉制度を導入しています。今後も、多様なワークスタイルを持った従業員一人ひとりが、生き生きと働ける環境づくりに取り組みます。
障がいのある方へのサポート
障がいがあっても、一人ひとりが自らの個性とスキルを発揮してチャレンジができるよう、さまざまなサポートを提供しています。
情報保障
聴覚障がいのある方が職場会議や社内イベント等に円滑に参加できるよう、音声認識ソフトや手話通訳者でサポートしています。
障がいのある社員のネットワーキング
障がいのある社員が、障がいの内容、部署、世代を超えて集まり、働きやすさや社会へのお役立ちを当事者視点で考えるネットワーキング活動を展開しています。
相談窓口
人事と組合が連携し、働く上での困りごとなどを相談できる体制を整えています。
特例子会社「播磨三洋工業株式会社」について
働く意志と能力を持ちながらも、適職に従事できない障がいのある方たちの働く場所をつくり、安定した雇用の促進を図るため、当社と兵庫県、加西市との第三セクター方式で1982年に設立しました。一人ひとりの個性を生かしながら、障がいのある方の自立と工場経営の調和を目指しています。
働き方への支援
育児や介護と仕事の両立が実現できる環境づくりの一環として、ライフステージに合わせた制度やサポート体制を整え、「働きやすさ」だけでなく、一人ひとりの「働きがい」も担保しています。
介護と仕事の両立支援のためのプログラム
介護セミナーの開催、介護に関する情報サイトや、介護に関する相談・手続き支援、介護休業制度など、介護が必要なご家族を抱える従業員が、介護をしながら可能な限り働き続けるための環境づくりに取り組んでいます。
育児と仕事の両立支援のためのプログラム
性別を問わず取得しやすい育児休暇制度、男性育休取得率100%を目指した活動、育児両立応援プログラムなど、独自のプログラムを導入し、子育てしながら働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
LGBTQ+の理解と対応
LGBTQ+への理解を深めて、性的マイノリティを含むすべての人が安心して活躍できる会社を目指しています。
「東京レインボープライド」に協賛
特定非営利活動法人 東京レインボープライドは、多様な性のあり方を前提とし、誰もが「らしく、たのしく、ほこらしく」生きられるHappy!な社会の実現を目指しています。当社は、パナソニックグループの一員として、同団体の毎年恒例のイベント「東京レインボープライド」に協賛、多くの社員がその主旨に賛同し、パレードに参加しています。
同性パートナーへの人事制度の適用
同性パートナーを会社に届け出ることで、婚姻を前提とした社内制度を利用できます。性的指向や性自認を個性の一つとして考え、心理的な安全性を保ちながら、生き生きと働ける職場を目指しています。
DEI啓発活動
DEI(Diversity, Equity & Inclusion)の理解・浸透のために、社内向けのさまざまな研修やイベントを行っています。
DEIフォーラム
国内の全従業員が参加する「DEIフォーラム」では、社外の専門家を招き、「多様性」「育児・介護と仕事の両立」「男性育休」など、DEIに関するさまざまなテーマの講演会や従業員とのパネルディスカッションを行っています。多様な人材が集い、一人ひとりが自分の能力や個性を最大限に発揮できる「最高のチーム」に繋げています。
障がい理解研修
経営幹部をはじめ、国内の従業員に対し、社外から講師をお招きし、「座学」と「ワークショップ」の二部構成で研修を実施しています。「座学」で知識を吸収し、「ワークショップ」を通じて、障がいをより自分事として捉え、理解促進につなげています。
アンコンシャスバイアス研修
アンコンシャスバイアスとは、何かを見たり、聞いたり、感じたりしたときに、「無意識に“こうだ”と思いこむ」こと。こうした誰にでもある自分自身のモノの見方のゆがみや偏りに気づくために、全従業員を対象にe-ラーニングなどの研修を行っています。
DEIキャラバン
DEI推進室メンバーが国内拠点を訪問し、各拠点の社員や事業責任者と、DEIをテーマとしたディスカッションや意見交換を実施しています。現場の最前線で働く社員に、対話を通じてDEIに対する理解を促進するとともに、現場の実態を把握し、その後の活動に生かしています。
社員の声
一般事業主行動計画
すべての社員がその能力を発揮するため、雇用環境の整備を目指して、「次世代育成支援対策推進法」および「女性活躍推進法」に基づき、一般事業主行動計画を策定しています。