化学物質
製品化学物質の取組み
パナソニックグループの化学物質環境影響低減の考え方に基づき、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(当社)では、オートモーティブ・電子機器などの幅広い分野の製品を通じ、「持続可能な社会の実現」と「環境影響最小化」のソリューションをグローバルにお客様へお届けします。
パナソニックの化学物質による環境影響の低減の考え方(サステナビリティ データブック2024 62~66ページ)
サプライチェーンにおけるコミュニケーション(化学物質情報伝達)
当社では、「製品化学物質管理システム」を構築し、購入先様から納入いただく部品、デバイス、材料等に含有する化学物質情報を収集し、お客様の製品含有化学物質調査依頼に対して速やかに回答を行なっています。
2020年10月から購入先様にお願いする情報伝達様式を、自動車業界グローバル標準のIMDS※に統一し、サプライチェーンにおける情報伝達の負荷軽減を図っています。
※ International Material Data Systemの略で、グロ-バルな自動車産業界の材料データ伝達システム
環境情報システム>全社環境情報の一元管理(サステナビリティ データブック2024 35ページ)
工場化学物質の取組み
パナソニックグループでは、化学物質に関する主要な法規制から人体の健康および環境に有害性を有する化学物質を選定し、「化学物質管理ランク指針(工場版)」にて管理を行なっています。
加えて、物質ごとに有害性の重み付けを表す有害性係数を付与し、パナソニックグループ独自の指標「ヒト・環境影響度」を策定しています。
パナソニックの工場の環境影響低減の取組み(サステナビリティ データブック2024 62~63、66~67ページ)
幅広い分野の製品の生産活動の中で様々な化学物質を使用する当社では、「ヒト・環境影響度」をもとに、代替材の使用、排出/移動量削減のための工法開発、廃棄物等のリサイクル推進等の取組みにより、人や環境への影響の低減に取組んでいます。
化学物質管理ランク指針
このような取組みを確実に推進するため、パナソニックグループでは製品と工場での取組みについて、それぞれ禁止物質と管理物質を規定した「化学物質管理ランク指針」を発行し、パナソニックグループ内はもちろん、必要に応じて購入先様にも対応を求めています。
パナソニックグループ化学物質管理ランク指針(製品版)
パナソニックグループ化学物質管理ランク指針(工場版)
グリーン調達基準
などの文書は、以下よりダウンロードいただけます。