創業者
クルマを取り巻くライフスタイルの変化が同時に起こる、大変革時代を迎えています。
オートモーティブ社は、一人ひとりのお客様に寄り添い、新しい価値を提供し続けることで、モビリティ社会の大変革に貢献します。
これまで培ってきたノウハウを結集し、クルマでの移動をより楽しく充実した時間にする提案や、安全運転を支援するシステム、
環境車に最適な車載システムやソリューションを提供してまいります。
実は、自転車の次には自動車が発展すると、戦前から信じており、自動車製造をやりたいものだと心ひそかに思っていました。戦後、財閥指定のクサリが解け「いよいよ本腰を入れて事業をやらなければならない」となった時、当時はまだ国産車の大量生産は手つかずの状態でした。この時は本気で自動車製造の道を研究しました。もっとも、僕の心の中だけですが。
しかし、結局はやらなかったわけです。当面の仕事の方が整備しなければならないことが、あまりにも多すぎたのです。もし、やるのなら、松下電器をつぶすくらいの覚悟で臨まなければならないが、それはちょっと冒険に過ぎる。今は電気屋の仕事に没頭すべきではなかろうか、と考えたのです。
『道は明日に』松下幸之助著 毎日新聞刊