Our Impact
環境活動
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、一人ひとりのより良いくらしの実現のため、持続可能なモビリティ社会と新たなユーザー価値を創造し、環境貢献向上と事業成長の両立を果たす活動を推進してまいります。
環境目標達成に向けたアプローチと実績
環境経営
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社では、課題別の委員会を設置し、グローバルで連携、推進可能な体制を構築し、環境経営の実現に向け様々な取り組みを行っております。
カーボンニュートラルへの取り組み
「社会に対するCO2削減貢献を拡大」について、特に積極的に推進します。2023年1月に、全社員による省エネルギーの取り組みに加え、再生可能エネルギーの利活用、再生可能エネルギー100%由来の電力による運営を実現し、自社のCO2排出量の実質ゼロ化を達成しました。
化学物質環境影響低減の取り組み
化学物質環境影響低減の考え方に基づき、オートモーティブ・電子機器などの幅広い分野の製品を通じ、「持続可能な社会の実現」と「環境影響最小化」のソリューションをグローバルにお客様へお届けします。
資源循環の取り組み
循環型社会の実現に向け、資源有効活用の観点より、工場からの廃棄物の排出量を削減し、有価物や再資源化量を増やすことで工場廃棄物の削減(ゼロエミッション)を進めています。
環境コミュニケーション
全世界の従業員一人一人が地球市民として積極的に環境活動を実施し、各拠点で地域環境への貢献を図っています。その活動の一端をご紹介します。
環境パフォーマンスデータ
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社の主管全製造拠点における2023年度の環境活動を報告いたします。
自社再生可能エネルギー導入による、環境目標達成に向けた道のり
2023年
2024年2月
コーポレートPPA電力需給開始
〜再エネ非外部依存率2025年 10%に向けて本格始動〜
第三者資本により設置された当社向け発電設備による再生可能エネルギー電力を購入するスキームである、国内拠点向けオフサイトコーポレートPPA電力供給が、2024年2月から当社の横浜拠点向けから開始いたしました。
2024年4月
パナソニックASマレーシア株式会社でオンサイトPPAを活用した太陽光発電設備を導入・完成
パナソニックASマレーシア株式会社が、再エネ導入拡大施策として進めてきた太陽光発電設備の導入・完成しました。今回の導入は、PASグループとして初の第三者資本によるオンサイトPPA電力供給スキームを活用したものとなります。
2024年6月
佐江戸車両試験場(横浜)で太陽光発電設備を導入・完成
本社 佐江戸車両試験場(横浜)で、自己投資の太陽光発電設備の導入・完成しました。今回導入されたシステムは、カーポート太陽光発電・蓄電池・V2H・エネルギーマネジメントシステムの構成で、佐江戸車両試験場の約38%のエネルギーを賄うとともに、災害時等の非常時に電気自動車からの電力供給も出来るようになります。
2024年7月
松本拠点(長野県)で太陽光発電設備を導入・完成
松本拠点(長野県)で、自己投資の太陽光発電設備の導入・完成しました。今回導入されたシステムは、カーポート太陽光発電・蓄電池の構成で、災害時等の非常時に非常用電源として使用することが出来ます。
自社再生可能エネルギーを50%までに向上させることを目指し、グローバル拠点各地で自己投資、PPAの活用を推進。
2030年の環境目標の達成だけに留まらず、より一層の地球環境への貢献を目指し、世界中のパナソニック オートモーティブシステムズ株式会社にて自己投資、PPAなどの推進を行ってまいります。
PPA(Power Purchase Agreement)とは?
自治体や企業などの法人が発電事業者および小売電気事業者と、再生可能エネルギー電力の調達を長期にわたって契約する仕組みです。一般的に10~20年を目安に購入契約を結びます。PPAの設置場所や契約スキームにって、以下のような呼称を用いる場合があります。
- オンサイトPPA:発電事業者(PPA事業者)が需要家の敷地内に発電設備を設置して、電気を提供する仕組み
- オフサイトPPA:発電事業者(PPA事業者)が需要家の敷地外に発電設備を設置して、一般送電網を介して、特定の需要家に電気を提供する仕組み
- コーポレートPPA:企業のコーポレート部門が主導し、傘下の事業場にオンサイト・オフサイトPPAを導入する仕組み