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副業でパワーアップ:経営者の視点で、コスト意識が向上

  • 人的資本経営
上田さん

どんな副業をしているのですか?

イベントの撮影・記録映像の制作や、SNS投稿用動画の制作などです。趣味で動画編集をする機会が多く、それを見た人から頼まれたことがきっかけです。もともと、友人として無償でやっていたのですが、是非代金を払いたいと言われていて、タイミングよく副業が制度化されたので、本格的に仕事として行うことにしました。現在は、仕事をくださった方の口コミや紹介で依頼されることが多いです。

上田さんの映像制作を説明するショート動画
  • 上田さんの映像制作を説明するショート動画。この映像も自作。
    また、動画制作を中心に手掛ける広告代理店(株式会社オフィスブロッサム )に、副社長として参画している。

本業の開発が忙しい時期と、副業の納期が重なってしまうと、かなり忙しいです。遅くまで仕事して、それから編集作業をしたり、土日も作業したり。リモートワークで通勤時間がないので助かっています。幸い、妻も副業に賛成してくれていて、繁忙期には仕事を手伝ってくれますが、甘え過ぎないように気を付けています。

今後、やりたい分野はありますか?

活動の幅を広げて、自分が住む地域に貢献したいです。個人ならではのフットワークを活かして、地域の個人商店などのPRをお手伝いできたらいいですね。ほかにも、社内でも、例えば、表彰式などのイベントの発信など、動画を活用できる機会がたくさんあると思いますので、力になれたらうれしいです。

副業にチャレンジする人に、アドバイスをお願いします。

私は本業とは別の領域でしたが、自分のスキルが生かせる領域で、まずは趣味のレベルで良いので、小さく試してから、本格的に挑戦するのがいいと思います。副業で刺激を受けることで、新鮮な気持ちで本業に向き合えるようになると思います。

また、私は経営者になったことで、コスト意識が大きく変わりました。例えば、投資した映像制作機器の償却年数を価格に反映したり、自分の作業単価を考えたり。その影響は本業にもあって、例えば、仕様変更の依頼に対して、コストを考え、いくら費用をいただく必要があるのかを考えるようになりました。 考えていた以上に、副業のメリットは大きいです。やりたいことがある方は、恐れずぜひ挑戦してほしいと思います。